11日に発生した東北関東大震災およびその直後の津波の被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
当日、ぼくも大学にいて、移動のために出かける直前のことでした。学内には650名の学生、100名以上の教職員がおりましたが、揺れが落ち着いたところで、すぐに中庭芝生広場に集めて、待機をさせました。幸い負傷者はなく、建物の損壊も軽微なものにとどまりましたが、その後、何度か余震があり、学生たちのなかから思わず声があがるほどでした。結局、夕暮れで寒くなる中、耐震構造のしっかりしている3号館と図書館に避難場所を指定。交通機関も麻痺したため、毛布などの防寒具、非常食や飲み物を配布。一晩を学内で過ごしても大丈夫な環境をつくるよう、事務局全体とともに対応した次第です。くわえて乾パンと角砂糖だけでは空腹だろうからと、学内食堂の残っていた米をすべて炊き出し、900人分の握り飯を用意し、その晩と翌朝、みんなに食べてもらいました。ひと心地つかないと、冷静にもなれません。その後、徒歩と動き出した京王線で帰宅できるひとには許可を与え、残りは夜明かし。
翌朝、交通機関の回復とともに学生たちを帰宅させたあと、学内の校舎の点検チェックを残った教職員に依頼。ひととおりの目視で被害状況をまとめ、臨時の執行部会議を開いて、当面の対応策を協議しました。
 解散後、高円寺のマンションの状況を確認したあと、熱海に帰宅。こちらは揺れは大きかったらしいですが、本ひとつ落ちることなく、川口孝男氏設計の我が家の耐震に感を深くしました。さすがに土曜、日曜はくたびれはてましたが、それでもあいつぐ余震や福島原発の連続事故となかなか気持ちの休まる暇がない状態です。
今日は専任教職員への臨時説明会を開きましたが、計画停電によって参集できない教職員もいて、ふだんの日常への復旧にはまだ時間がかかりそうです。