三鷹市制60周年を記念した展覧会「三鷹ゆかりの文学者たち」展がいま三鷹駅前の美術ギャラリーで開催されていますが、その監修をした関係で、今日は三鷹ネットワーク大学の教室で講演をしました。「生きた、書いた、愛した」という題名で、スタンダールの墓碑銘の話から始めて、ひとつの地名、場所の記憶がそのひとの人生の記憶につながることをまずおさえて、近代日本の150年ぐらいの期間のあいだ、文学者たちが主に住んだ居住空間の移動、三鷹、武蔵野といった地域の歴史的な位置の変化と、それを結果的に記録した文学について話をしました。一般のお客様が多いなかで90分の講演はなかなかむずかしいものですが、瀬戸内寂聴の「夏の終り」から「場所」にいたる流れををひとつのサンプルとしてあげることで、何とかぶじに終えることが出来ました。大学院やゼミの学生さんたちもちらほら。終わったあと、瓜生鐵二さんや河添房江さんもいらしていて、ご挨拶。プロに聞かれてすっかり恐縮してしまいました。

冬の花火
そのまま熱海に帰り、今日の花火大会に備える。12月はこの5日、12日、23日と熱海海上花火大会がある。冬の花火は空気がすんで、夏よりも美しいときがある。今日もいい天気だったため、予想以上に湾内の海面に花火が映えて幻想的ですらあった。そのときの一枚。