「週刊読書人」の2010年1月29日号(2823号)に、鈴木貞美さんの新著『「日本文学」の成立』の書評を書きました。なかなか評価のむずかしい本で、問題意識は分かるんだけれど、その書き方に難ありといったようなことを書いたら、さっそく反論が来ました。「著書『「日本文学」の成立』の書評に応じる」(2月19日号、2826号)という文章です。これは再反論するまでもなく、読者に判断してもらうしかないので、そのままにせざるをえないと思っています。鈴木さんは、『新潮』3月号で中島一夫さんの書評に対して、中島一夫の「書評」を駁す」と啖呵を切っているようです(未読)。まぁ、どう書評されるかは相手任せなので、著者としてはいかんともしがたいものがあるのはぼく自身にも覚えがあります。書評も同じで、どのように受けとめられるか、ある程度までは想像していたのですが、ふうむと思案している最中です。