ブログ、休み過ぎじゃないですかと注文あり。
すみません。2月は卒論から成績付けから入試から、いろいろあれこれあるうちに過ぎてしまいました。パラパラ思い出いくつか。最近の落語ブームにかこつけてではないですが、桂米朝のDVDを毎日、見ています。何だ、そんな暇があるじゃないかと言われかねないので書けなかったんですが、あまりの忙しさに一日一席、米朝の落語を聞いてほっとする。そんな幸福ぐらいいいじゃないですか。で、米朝落語のDVD、一日一席と決めてるんです。これがすごい。とりわけ米朝の芝居噺が好きなのですが、つい昨日は「どうらんの幸助」というのを聞いて、もう感心どころか泣いてしまいました。そうか、そういうことだったか。うなづくことはアホでも出来るのですが、なかに出てくる登場人物の演じ分け、浄瑠璃のひとくさり、シーンの切り替え、あまりの芸の細かさに、すみません、ただ飯を食っていましたと詫びたくなるぐらいのものでした。
いまはこれを一日一回、見て、解説を読んで感心し、自分の仕事に向かう。そのくりかえし。米朝がないと仕事に向かう元気が出て来ない。すごい。ジャズに通ずるものが落語にある。そう確信しています。そんなことを言ってたら、2月は瞬く間に過ぎてしまいました。