あけましておめでとうございます。
三が日、熱海はいい天気で暖かでしたが、年末年始から世界は荒れ模様ですね。
イスラエルのガザ空爆は中東大戦争に展開する危険もありそうな。昨年の原油高の乱高下にはわれわれもひどい目に遭いましたが、イランやロシアのようにオイルマネーで国家経済を支えていた国々にとってはこの間の極端な値下がりはひどい損失になっていたはず。今度の戦争が長引けば、当然ながら原油の値上がりに直結していきます。アラブのなかで孤立し、もはや英米の支持も長期的に見込めなくなったイスラエルにとっては存亡の危機が迫ってもいる。複数の国々で複雑なカード・ゲームをやっているような状況で、どこでどうなるかさまざまな解釈や裏読み、疑心暗鬼が渦を巻いて、さいの目がどちらに転んでいくのか、行方を見定めるのがむずかしいようです。
日本国内の政治的貧困も頂点に達しようとしています。派遣村という実質的なデモンストレーションがとりあえず功を奏しているようですが、愚かな施策は元のままだし、政治的なパフォーマンスももはや効果なし。派遣や契約労働者の解雇を始めるのは、資本主義の企業としてはあまりに当たり前で、そんな血も涙もあるような組織を期待しているのが愚かとしか言いようがないけれども、そうした自明すぎる企業の冷血ぶりを緩和したり、失業者たちをどうするか、こうなることを予期していたはずなのにまったく方策を持たない政府の無策ぶりも呆れるしかありません。
しかし、ともあれ、わたしたちはどうやらカウントゼロに戻りつつあるのかも知れません。

Qtaro