名古屋の坪井さんを中心にした「メタモ(ルフォーゼ)研究会」が日大文理を会場にして開催。雑誌「変態心理」や「精神分析」など、1920〜30年代の深層心理や精神医学の言説を研究しているグループだが、これらの雑誌を主として複刻してきた曾根さんが今回はメインの講演。さすがに曾根さんはご自宅から段ボール10箱に及ぶ資料を持ち込み、会場となった教室の四辺にぐるりと展示。これらを見ているだけでも、当時の精神医学的言説のパノラマが浮かび上がるようになっていた。20人ぐらいだろうとう参加者見込みとはうらはらに、40人以上の参加者があり、小さな教室はもういっぱいの状況。一柳さん、高橋修さん、久米さん、吉田さんなども見えて、ちょっとした学会の例会並みの質量となりました。今日だけではもったいないという声に惜しまれつつ、夜は「たつみ」で30人以上の宴会。曾根さんは大人気で、あちこちから質問を浴びていました。講演+資料というプレゼンテーションはやはりパワーポイントなどの電気紙芝居よりもはるかに効果的です。ただ、この資料をそろえられるかどうかがパワーポイントの操作などよりはるかにたいへんなわけで、そこが曾根さんの独壇場。クリスマスという日にもかかわらず知的興奮に充ちた集まりでした。