熱海から三島へ車を飛ばし、富士山の伏流水が湧いてでるという柿田川湧水群に行きました。熱海もその水を水道水に使っているのですが、こちらで紅茶やコーヒーを入れると東京に戻ってからがつらくてたまらない。前までふつうに飲んでいたお茶が飲めないよ、これはって感じになったのです。その源流である柿田川湧水があるのが三島。いつも野菜を買いだしに行く函南をぬけて三島まで出かけ、まず公園になっている湧水を訪ねてみました。じつにここの景色のきれいなこと。思わず写真を数枚まとめて撮ったのち、ちかくの泉の館でお豆腐や漬け物などを購入。試食をいただいたら、めちゃくちゃお腹が減っていたので、三島のウナギ屋として有名な桜家におもむきました。こちらは安政三年の創業ですから、もう150年以上やっているんですね。1時半頃に入ったのに外で10分ほど待機。ようやく入店してから頼むこと20分。まずうなぎを大根で巻いて蒸したという尾州巻を前菜にしたのですが、これが超絶の味。すごいと絶句してしばらく待つと、今度は白焼き。これがまぁ、口の中で溶けるようなうまさ。本わさびに醤油をわずかにつけていただきましたが、ますます言葉が出なくなる。最後にあらわれたのが鰻重。これがすごい!柔らかさと甘さが極限まで来ている。これまで鰻重っていろいろなところで食べてきましたが、こんなに美味しいのは生まれて初めて。人生初体験を三島で味わうことができました。驚くべし、三島のうなぎ。三島、女郎衆はの〜ぇ、といった農兵節ぐらいしか知りませんでしたが、三島をあなどってはいけませんぞ。