福岡女子大学の集中講義に行ってきました。「書誌学特殊講義」という授業で、大学院生と学部生の共通科目。ぼくが「書誌学」を担当するのはいささかおこがましいけれど、15年も前に『書物の近代』で考えていたことをもう一度いまの目で洗い直し、これに最近ずっととりくんでいる中里介山の話や、検閲・情報統制の話、戦後の出版文化などを話題に取り入れながら、4日間、毎日朝から夕方までパソコン画面を見せながら授業をしました。集中講義という形式が初めての学生もいて、受講している学生たちの方がたぶん長時間聞くのに苦労したのではないかと思いますが、ぼくとしては久しぶりに自分のテーマを再総括することになり、いい機会になりました。よく聞いてくれていた院生・学生もいて、レポートの充実ぶりにびっくり。
通信教育部のスクーリングで博多を訪ねて以後、大の博多ファンになっていたのけれど、今回も短い滞在のなかで、毎日、夕食を食べては屋台にでむくはしご生活をつづけ、4日のうち3日まで長浜ラーメンで仕上げとなりました。ぼくのごひいきは、長浜の市場の横にある屋台群。ここできびなごや太刀魚の焼き、おでんをつまんで芋焼酎。幸福な気分の4日間でした。少し体重がふえてしまったかもしれません。それにしても福岡女子大のみなさん、ありがとうございました。
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