6日間の集中授業が今日で終わりました。集中講義はこれまで何度かやったことはあるけれど、6日間は久しぶり。一般的には午前午後やって4日というコースが多いのではないでしょうか。日大の通信教育部のスクーリングはこの間、試行錯誤していて、午前午後になったり、午前と午後で違う授業になったり、いろいろやっていて、今回は6日コースだった。そもそも演習を集中でやるのは準備もないし、資料もないし、専門図書館が手近にあるわけでもないし、ないないづくしでかなり無理がある。その分、受講生も演習参加可能なやり方を工夫しなければならないのだが、そううまく行くはずもない。今回は吉本ばななの「キッチン」と小池昌代の「感光生活」をとりあげ、現代小説にとりくみました。予想以上に年配の参加者も喜んで読まれたようで、まずまずの反応。ばななは本もたくさんあるから当然として、小池さんはそれほど知られていませんでしたが、今回読んでおもしろかったという人も。川端賞を受賞した近作「タタド」をはじめ、だいぶ小池さんの著書を読んで、こちらも楽しめました。それにしてもエロティシズムと悪意がさりげなくみごとに溶け合って、小池昌代は短篇作家としておすすめです。