日本文学協会の機関誌「日本文学」の最新号が届いたので、パラパラと見ていたら、学会内で激烈な個人批判を展開している文章があった。それによれば日文協のアイデンティティは「反アカデミズム」の「歴史社会学派」にあって、教育基本法や憲法改正問題について「声明」を出したりすることに意義があるのだそうだ。それをさぼってきたこの間の日文協はアカデミズムと一体化していて、それがアカデミズムの学会役員を破廉恥にも兼務している一部の個人によってなされたかのように書いている。そうか、そうだったのか、ふ〜ん。こういう文章を読んだら、ますます日文協から離れていくひとが多くなるだろうなぁ。兼務しちゃいけないんだ。
今後は「日本文学」に発表した論文とか、発表とかは履歴や業績表に載せてはいけないというルールを作ったらどうだろう。だいたい業績にするなんて不純だ。研究は純粋な動機からだけに限定し、文学への熱い思いにあふれたもののみ掲載する。大量に辞めていくひとが出るだろうし、現実の政治ではこれっぽっちの役にもたたないけど、学会のアイデンティティは守れるし、何より純粋で気持ちいい。存分にひとを批判できるし、自己陶酔もできるぞ。さぁ、栄光ある孤立と消滅に向けて堂々と行進しよう。ぼくは真っ先に降りるけどね。