9月28日、朝から丸一日、高麗大学校文科大学の先生たちをお迎えして、文理学部との学術交流が行われました。協定更新にともなうイベントとして、互いの紹介を兼ねた研究発表会を開催したのですが、ざっとこんなメニュー。朴吉聲(PARK Gil Sung、社会学)「創造性の大規模生産─K-Popの生産、パフォーマンス、拡散」、久保田裕之(KUBOTA Hiroyuki、社会学)「家族の変化と居住レジーム―日本のシェアハウスの事例から」、張東天(ZANG Dong Chion、中国学)「中国東北地域鉄道附属地の近代都市形成と文化混種」、松重充浩(MATSUSHIGE Mitsuhiro、中国近代史)「日本の関東州統治と中国人顧問―劉心田を事例として―」、李亨大(LEE Hyung Dae、韓国文学)「辭説時調の喜劇性」、佐藤至子(SATO Yukiko、近世日本文学)「合巻研究の現在」、鄭炳浩(JUNG Byeong Ho、日本文学)「朝鮮半島の植民地日本語文学と日本文学史」、高榮蘭(KO Youngran、近代日本文学)「文学空間の住民とは誰か―2013・日本(語)の近現代文学から―」、金子明雄(KANEKO Akio、近代日本文学)「近代日本文学研究におけるグローバル化とは何か」、朴尚洙(PARK Sang Soo、中国近代史)「中国近現代国家権力の変遷」、小浜正子(KOHAMA Masako、中国近現代史・ジェンダー史)「中国農村における計画出産の展開―二つの農村に見る政策の浸透過程」、そして総合討論でした。来日された先生たちのテーマに合わせた布陣なので、バラバラなように見えますが、リンクするところもあり、話題に事欠かない楽しい一日となりました。関係の先生方、スタッフのみなさん、ありがとうございました。