ドキュメンタリー映画祭2014_ページ_1ドキュメンタリー映画祭2014_ページ_2 今年も下高井戸シネマで開催されるドキュメンタリー映画祭の季節となりました。飯田光代さんの主宰する「優れたドキュメンタリー映画を観る会」の第30回目の映画祭となります。そのチラシがこれです。
 4月18日が公開前夜祭。この日はこの間、大阪の精肉店の家族を描いて評価の高い纐纈あや監督の「ある精肉店のはなし」が特別上映されます。その翌日から狭山事件の被告・石川一雄氏とその妻を追った金聖雄監督の「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」 、ノンフィクション作家上野英信と炭坑離職者の行方をたどった岡村淳監督の「消えた炭坑離職者を追って サンパウロ編」など11本が上映されます。ぜひ足をお運びください。
 しかし、それにしても飯田さんによるこの映画祭、今年で15年になります。世田谷経堂の自称「一介のおかみさん」だった飯田さんが15年持続したこのドキュメンタリー映画祭、関わってきた人々にも歴史があるでしょうが、飯田さんの15年も重いですね。飯田さん自身をめぐって記録映画がほしいくらいです。ぼくもまず18日の公開前夜祭にはかけつけます。