先週から渋谷ユーロスペースで記録映画「ジプシー・フラメンコ」が公開されています。スペイン最高のフラメンコダンサーといわれたカルメン・アマジャが亡くなって半世紀。その血をひく母娘がフラメンコの遺産にどう立ち向かうかを描いた作品で、エヴァ・ヴィラ監督による怒濤の84分。いまはロマと呼ばれることの多いジプシーのコミュニティにとって、フラメンコとは何だったのか。スペインの歴史・文化・社会の多層性を考えるきっかけにもなりますし、フラメンコはスペイン以外では日本でもっとも受容されている踊りなんですって。なぜ日本の女性たちが…とふりかえる機会にもなりそうです。下高井戸シネマで毎年、ドキュメンタリー映画祭を主催している飯田光代さんがなんと「ピカ・フィルム」という配給会社を立ち上げての初興行です。おそるべき「けものみち」に入っていった飯田さんを応援すべく、ぼくも前売り券をさばいています。ぜひ渋谷ユーロスペースへ。
公開初日にかけた和製フラメンコダンサーズによるイベント記録がありますので、こちらもご覧下さい。